サジを投げられ事業所変更【結果的にケアマネ変更してよかった話】

ケアマネにサジを投げられた。

唯一頼れる第三者なのに見放されて絶望した。

変更するにしても一からやり直しでもうしんどい。

こんにちは、なつゆめです。

22歳でDV父の介護と借金に襲われた元介護事務の女です。

ケアマネと相性が合わなければ変更もできます!そんなアドバイスをよく目にしますが、逆にケアマネ側から「お手上げです!」とサジを投げられる場合もあります。

頼りにしているケアマネから「もう無理です」とサジを投げられてしまったら、家族として残るのは絶望のみ…

この記事では、実際に筆者の父がケアマネにサジを投げられた経緯と変更までの流れをお話していきます。

とはいえ、結果として、ケアマネがお手上げしてくれてよかったと思っています。

その理由についても後半でお話しているのでよろしければ最後まで読んでみてくださいね。

なつゆめ

では早速ケアマネにサジを投げられた理由からお話していきます

なつゆめ

この記事を書いている人

  • 22歳でDV父の介護と借金に襲われる
  • 元介護事務(包括・施設)
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目次

ケアマネが1ヶ月でお手上げした理由

まず父が要介護になった理由ですが、うつ病や統合失調症によるものでした。

包丁を持って暴れて措置入院をして以降、自分のことが自分でできなくなってしまったので、精神障害の自立支援サービスを使いヘルパーさんに生活を手伝ってもらっていました。

とはいえ65歳になると、自立支援サービスから介護保険サービスに切り替わってしまい、原則として介護保険サービスを優先して利用することになります。

その時初めてケアマネという存在と出会いました。

なつゆめ

65歳になった父がケアマネと出会って1ヶ月でサジを投げられた理由が以下の2点

ケアマネに精神疾患の耐性がなかった

まず理由の一つ目がケアマネ自身が精神疾患に対する耐性がなかったことにあります。

父が要介護になったのは精神疾患によるものなので、当然精神疾患のことを熟知した障害サービス専門の方にケアしてもらうべきです。

ですが、ケアマネはそもそも高齢者介護専門なので精神疾患に対する知識や経験が乏しかったのです。

専門的なケアが受けられないって制度としてどうなの?と思うところもありますが、専門ではないにしろ当時のケアマネ自身も経験や勉強不足なところがあったと感じています。

なつゆめ

具体的なエピソードは後半でお話するよ!

父が暴君過ぎた

父はうつ病を含め複数の精神疾患を持っていました。

その上元々の性格が荒っぽく気に入らないことがあれば誰彼構わず怒鳴るのです。

その態度が、まあ威圧的で慣れていなければ相当怖いと思います。

当時の担当ケアマネは50代くらいのおじさんだったのですが、普段あまり怒らない私から見ても「大丈夫か?」と思うほど頼りなく、少し違和感がある人であったのは間違いないです。


とはいえ、何か気に入らないことがあれば、やんわりと伝えたり角が立たないようにケアマネ本人ではなくまず包括に相談したりしますよね。

ところが父は、ケアマネの言葉使いが少し気に入らないだけでその場で怒鳴り散らす、調子の悪いときは物を投げるなどしていたのです。

怒りのフラストレーションが溜まっている時はケアマネ事業所にわざわざ電話をして怒鳴り散らすなどもしていたので、事業所側からしたら迷惑な話ですよね。

なつゆめ

ただのクレーマーだし、ケアマネに苛立っているならわざわざ電話してまで関わることないだろ。と思っていました。



そういったことの積み重ねでケアマネの方が気持ちが折れてしまいお手上げ。となったわけです。

なつゆめ

以上の2点を踏まえて次は、ケアマネがサジを投げた経緯をお話していきます

ケアマネがお手上げに至るまで

家族としては家族だけではお手上げなのでケアマネ等の支援者に頼っているわけで、そのケアマネすらもお手上げになると、もうどうしていいかわかりません。

絶望もいいとこです。

なにせ最後の砦だと思っている人に匙を投げられているわけですから。


ここからはどのような経緯を辿ってケアマネがお手上げしたのか、時系列でお話していきます。


そもそも当時の担当ケアマネは50代のおじさんで、普通なら年齢的にも経験豊富なイメージがあると思うのですが、どこか頼りない。会社にいたら書類をよく無くして上司に怒られてそうなタイプの人でした。

個人的には大失敗をしない限り別に良いかなと思っていましたが、父は小さなミスでも許せない人です。


初めての顔合わせの時に1枚だけ書類を忘れてしまったケアマネ。

その時点で父のケアマネに対する第一印象は最悪。とはいえ、誰でもミスすることはあるでしょ?となだめその場をやり過ごしました。


こちらとしては必要最小限の関わりで十分と思っていたのですが、どういうわけかケアマネなりに父のことを気にかけてくれていたのか、しょっちゅう父の家にケアマネが足を運んで向き合おうとしてくれていたのです。

ありがたいんですよ。ありがたいんですけど。

どう考えても精神疾患の知識がないちょっと頼りないケアマネと、あの暴君の父が心を通わせることなどできないと思っていました。

真っ暗な部屋のベッドに潜り込んで出てこない父VSなんとかしたいケアマネの戦いが始まりました。

「○○さーん!良い天気なので外出ましょうよー!(大声)」

「○○さーん!ふさぎ込んでても良いことないのでこの本読みましょうよー!(イケイケの自己啓発本)」

精神疾患の知識がなくても言ってはいけない、やってはいけない行動だと思うのですが、ケアマネに悪気はありません。


そのような出来事が続き、父の怒りは更に悪化。

ケアマネが来ると怒鳴り散らして断固拒否、ケアマネが帰った後も事業所に電話をして「常識がなさすぎるんじゃ!」と暴言を吐きまくる日々。



遂にケアマネから私に一本の電話が入りました。

「娘さんすいません。僕…もうちょっと無理です…」

なつゆめ

え、無理とは?え、私に言うのそれ?私がどうしたらいいの?こっちが無理なんですけど。私毎日それ以上の暴言に耐えて暴力もあって死にそうであなたたち支援者がいるからなんとかなってるのに、もう無理とは?(心の声)

今だから「あんなに暴言吐かれたらケアマネも辛いよね」と思えるのですが、当時は「その程度の暴言で何がもう無理なんだよ。こっちの方が無理だわ」と思っていました。


その電話では、とりあえず謝って電話を切ったのですが、後に包括の方から私に連絡が来ましてケアマネを変更する流れとなったのです。

ケアマネ変更の流れ

そんなこんなでケアマネを変更することになりました。

なつゆめ

その流れがこんな感じ

STEP
ケアマネ事業所が包括に連絡

ケアマネ事業所から「もう無理です」と包括に相談したのでしょう。

STEP
包括から私に連絡

ケアマネ事業所からのSOSを受けて包括が仲介に入り、私の方へ「ケアマネ変更」の旨を伝えてくれました。

STEP
包括が新しい事業所を紹介

特に私は何もせず包括が新しいケアマネを探してくれました。

STEP
新しい事業所と契約

新しいケアマネと契約を結ぶときは、包括とケアマネの方が自宅まで来てくれて、こちらは印鑑を押すだけです。特に何もしていません。

こういった流れで無事ケアマネを変更することができました。

介護事務で働いている経験から、ケアマネ変更の流れをいくつか見てきましたが、利用者側からの変更依頼もだいたいこんな感じで、特別難しい手続きは不要です。

ケアマネ事業所と関わりたくなければ包括を介して事業所変更が可能です。

なつゆめ

結果的にケアマネ変更してよかった!

あちら側から匙を投げてくれてよかった

一時はケアマネに匙を投げられ絶望感でいっぱいでしたが、結果的にケアマネを変更してよかったと思っています。

そして、ケアマネの方からお手上げしてくれてよかったなと感じています。

合わないと思っていても自分から動くのは面倒

ケアマネが本人と合わないと感じていても、実際に変更するのは結構労力がいります。

変更の手続きが進んでしまうとそこまで面倒に感じないのですが、自分自身も介護以外の私生活が忙しい中、包括に電話して経緯を説明して…という行動がそもそもめんどくさい。


そのため、合わないと感じていても放置している人も結構いるのではないかと思います。

その点、ケアマネ側から「無理だ!」と言ってくれたので、こちらが何もしなくても事が動いたのはよかったと思っています。

私としても当時はいっぱいいっぱいでケアマネを変更するという考えに辿り着かなかったというのも大きいです。

変更したい際はとりあえず包括へ

ケアマネと相性が合わない。

どう考えてもこのケアマネはおかいしい。

そのように感じる場合は迷わず包括に相談して良いと思います。


実際、変更するかは別として、とりあえず話を聞いてもらい、聞いてもらいながら変更の判断をしても大丈夫です。


もしかするとそのまま放置していると、我が家のようにケアマネ側からお手上げ申告をしてくれるかもしれませんが、気持ちや時間の余裕があればこちらから相談した方がダメージは少ないです。

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