親にお金を貸してほしいと言われたらどうする?体験談を元にケース別対処法を解説

親にお金を貸してほしいと言われたらどうする?
  • 親にお金を貸してほしいと言われたけど貸すべき?
  • お金を貸してほしいと言われても自分も余裕がない
  • 親だから貸してあげたい気持ちはあるけどお金で揉めるのは嫌

結論、自分の金銭面や生活面に余裕があり、常習性がないなら貸しても良いですが、お金を貸すことで自分の生活がひっ迫したり何度も貸してほしいと言われる場合は貸さない方が良いでしょう。

この記事の内容
  • 親にお金を貸してほしいと言われたときのケース別対処法
  • 親にお金を貸せないときにやるべきこと
  • 親にお金を貸し続けた筆者の末路

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目次

親にお金を貸してもよい3つの条件

親にお金を貸してほしいと言われると一般的には「親だしお世話になったし貸せるなら貸したい」と思いますよね。


とはいえ、条件によっては迷うこともあると思うので、まずは親にお金を貸してもよい条件を3つ紹介します。

なつゆめ

親との関係が良くない場合も、お金を貸すことで問題解決するケースもあるのでチェックしてみてください。

自分の生活や金銭面に余裕がある

当たり前ですが、自分の生活面や金銭面に余裕があること大前提です。
安定した収入があったり、独身で生活にも余裕があったり、家庭を持っていてもひっ迫した状況でないこと。


金額にもよりますが、貸した結果自分の生活の土台が揺るがない場合は貸しても大丈夫でしょう。

常習性がない

次に常習性がないこと。


例えば、はじめて「貸してほしい」と言われたなど、繰り返しの要求ではないことが大切です。
また、基本的には金銭管理がしっかりできていたり、過去にも自分以外とのお金の貸し借りがないこともポイントの一つです。

貸してほしい理由が納得できる

そして貸してほしい理由に自分が納得できることも大切です。
納得できる理由は人それぞれですが、ギャンブルや豪遊に使いたい場合は常習性が考えられるので気をつけましょう。

親にお金を貸すべきではない3つの条件

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次に親にお金を貸すべきではない3つの条件を紹介します。
「親だから」を理由に情に負けて貸してしまうと、あとでお互いが苦労するので冷静に対処しましょう。

貸すことで自分の生活がひっ迫する

生活保護や定職についていないなど明らかに金銭状況がひっ迫しているときはもちろん、現状お金に苦労していなくて、貸すことで自分の生活が不安定になるなら貸さない方が良いでしょう。


金銭的理由だけではなく育児が忙しかったり自分の体調が思わしくないときなど、今後お金が必要になりそうな状況の際もしっかり考えることをおすすめします。

常習性がある

次に常習性がある場合は絶対に貸さないでください。


私の父がそうだったのですが、たとえ1,000円でも繰り返し要求されるとこちらの状況もひっ迫します。


また、常習性がある場合は、返してもらえないことも多いので、貸すのではなく根本原因を解決すべきです。
その方法は次の章で解説しています。

精神的に貸したくない

たとえ、自分の生活がひっ迫していなくて常習性がなかったとしても、親との関係が良好ではない場合は貸したくありませんよね。


自分が精神的に「貸したくない」と思うならば貸さなくていいです。


薄情でも親不孝でもありません。
親は自分の面倒を自分で見るべきですし、それを承知の上で子どもを産んだのですから、その責任を子どもが被る義務はありません。

親にお金を貸せないときに子どもがやるべき5つのこと

親にお金を貸してほしいと言われたときに子どもができることは、貸す・貸さないの2択ではありません。


たとえ貸せないときでも身内だからこそできることもあります。


結論として、子どもにお金を借りるほどの根本原因を解決すべきなので、その方法を5ステップで紹介します。

お金が必要な理由を知る

大前提として「絶対に怒らないこと、感情的にならないこと」を心掛けてください。
苛立ってしまうこともあるかと思いますが、こちらが感情的になってしまうと解決できるものもできないので仏になったつもりで落ち着いて対処しましょう。

まずはお金が必要な理由を探ります。

「お金を貸してほしい」と言われた時点で「何に使うのか?」を聞きますが、やましい理由であればあるほどすぐには答えてくれません。
嘘をつく可能性もあるでしょう。

「怒らないから、なんとかする方法を考えるから、本当の理由を教えてほしい」と冷静に伝えましょう。

お金がない理由を知る

次にお金がない理由を探ります。
お金が必要ならば自ら用意すればいいですが、用意できないから子どもに頼っているわけです。


なぜ必要なお金を捻出できないのか?なぜ働けないのか?理由を探りましょう。

もしかしたら話してないだけで病気で働けないかもしれません。
高齢ならば十分な年金をもらっていないかもしれません。

理由を知ると、行政の制度や保険を利用するなど、お金を捻出する方法が浮か上がる可能性もあります。

収支の把握

次に収支の把握をします。


毎月の固定費はいくらか?無駄遣いはないか?収入よりも多く使っていないか?
その結果、無駄なサブスクや安く済ませられる出費が出てくる可能性もあります。


親のマネーリテラシーが低い場合は、お得なサービスや節約法を知らない場合もあるので、少し取り入れるだけでお金の余裕ができるかもしれません。

無駄使いがある場合は代わりに金銭管理をする

この段階で無駄遣いがあったり、親の金銭管理能力が低い場合は、代わりに金銭管理をすることをおすすめします。

親の金銭管理を行うコツは下記の記事を参考にしてください。

借金がある場合は債務整理のサポートをする

さらに借金が発覚した場合は、放置していても減らないので債務整理などのサポートをすると良いでしょう。


親自身に債務整理をさせることもできますが、子どもにお金を借りようとするほどリサーチ能力や判断能力がないので、早急に子どもが介入して解決しましょう。

親にお金を貸し続けた筆者の末路

ここからは私が親にお金を貸し続けた結果どうなったか?というお話をします。
結果的に、私が債務整理のサポートをする形で落ち着きましたが、私が介入しなければ自ら債務整理に向けて動くことはなかったです。

常習性があったのでこちらも苛立っていた

父はお金に管理が苦手な人でこれまで繰り返し借金をしており自己破産もしていました。

また少ない額ではありますが毎週のように「お金を貸してほしい」と言われていたので、さすがに「またか」という形で私も苛立っていました。

苛立っていたので本当のことを話してくれなかった

私が苛立つのは仕方ないとはいえ、苛立ちを表に出した結果「何にどんなふうに使っているのか?今、講座にいくら入っているのか?」など根本原因解決のためのヒントを教えてくれませんでした。

おそらく本当のことをいうと私が怒ってさらに気まずい空気になるのが嫌だったのだと思います。

冷静に対処したら素直に話してくれた

普通に考えて何度もお金を要求されて、さらに返してくれないとなると苛立つのですが、感情的になっても何も解決しないと悟った私は冷静に優しく対処するようにしました。

その際のコツは下記の記事で解説しています。

本人の自尊心を傷つけない形で代わりに金銭管理

冷静に対処した結果、4つのカード会社から150万を借り入れていることが発覚しました。

収支の管理を私がすることで、返済額を捻出することから始めました。

親の金銭管理のコツは以下の記事を参考に

借金もあったので債務整理の手続きをサポート

金銭管理を私が代わりにした結果、債務整理をしなければ返済が難しいということがわかりました。

そのため、私が代わりに債務整理のサポートをしました。

私が代わりに債務整理の契約をすることはできないので、あくまで専門家を探したり初回の相談を代行したり契約の手伝いをするという形です。

もし私がサポートをしなければ父は重い腰を上げず、無理のない返済はできなかったでしょう。

親にお金を貸してほしいと言われたときは場面によって対応を考えよう

親にお金を貸してほしいと言われても、自分が置かれている状況から見て難しい場合、は無理に貸す必要はありません。

その代わり、親の金銭管理や、必要であれば債務整理のサポートをすることで根本解決をすることができます。

親にお金を貸してほしいと言われたらどうする?

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