まだ全部手作りしてるの?レトルト介護食や宅配弁当を使って手抜き食卓

レトルト介護食手抜き

介護の多くを占めるのが食事なのですが、まあ準備に時間がかかること。

身体の状態によって食事制限があったり、柔らかいものしか食べられなかったり、口うるさいし頑固なのでそれなりに美味しく見栄えも良くないといけなかったり…

こちとら自分の食事すらままならないんですけど。となります。

この記事では

  • 介護食こそ手抜きすべき理由
  • 我が家流手抜き術
  • コスパについて

以上の3つをお話します。

細かいことはどうでも良いから今すぐ手抜きしたい方は以下の記事を参考にしてください。

なつゆめ

この記事を書いている人

  • 22歳でDV父の介護と借金に襲われる
  • 元介護事務(包括・施設)
  • 若者・毒親介護ブロガー
  • 文章と音楽で稼いでる

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目次

介護食こそ手抜きすべき

育児においてもそうだと思うのですが、やり手のママさんは「手作り」に拘らず、レトルトや冷凍ストックを上手に活用して無理のないズボラ育児をしています。

それは介護でも同じでして、完璧にこなそうとすればするほど、疲れてしまって逆にクオリティが低くなってしまうだけではなく、自分自身の生活水準が落ちてしまいます

そのため介護においても手を抜けるところは抜いた方が良いのは言うまでもないのですが、父親の介護を8年間していて思うのは、手抜きの中でも食事の手抜きが一番現実的だと考えています。

その理由がこちら

  • 介護食は作るのが面倒
  • 食事の準備時間は想像以上に取られる
  • 気軽に手抜きできる

介護食は作るのが面倒

通常食ですら食事の準備は面倒ですよね。
仕事から帰ってきて、家事をしつつ、メニューを考えて、何とか準備して、食べ終わった後も片づけが待っている。

ただですら面倒な食事の準備なのに、これが介護食になると負担は倍増します。

柔らかいものしか食べられない場合は使える食材が制限され、体調面から食事制限があれば味付けの制限もあります。
その時点でメニューの幅は狭くなり、メニューを考えるのが億劫になります。

そして作る段階でも葉物野菜をとろとろになるまで煮込んで、ご飯をお粥にし、食べる本人は謎にこだわりが強いので味も彩も気を遣います。

介護食を作るのは通常食の2倍くらい面倒なのです。

食事の準備時間は想像以上に取られる

介護食を作るのは面倒だからこそ作るのに時間がかかります。
私調べですが、24時間のうち5時間くらい取られています。

  • 朝食1時間
  • 昼食2時間
  • 夕食2時間

いやいやそんなにかからないでしょ!と思いますよね。
私もざっくり計算していて目を疑いました。

本人は食べるのもゆっくりで、なんなら一人で食べられないので、準備から片付けまで合わせるとこれくらいかかってしまうこともしばしばです。

介護生活において食事が占めるウエイトが大きいからこそ積極的に手を抜いて、少しでも負担を減らし、生活や精神的な余裕を持たせるべきだと思っています。

気軽に手抜きできる

そんな面倒な介護食作りですが、意外や意外。気軽に手抜きができるという反面もあります。
介護における「手抜き」を考える時に思い浮かぶのが、デイサービスやショートステイの利用、ヘルパーさん、施設入居などだと思うのですが、手抜きをしたいのに手続きや説得が必要で一苦労です。

しかし介護食においては気軽に手軽に手抜きができる他、実は、低コスト且つ手抜きの手段が幅広いのです。

実際に私自身「いかに手抜きをして楽に介護をするか」ということを永遠のテーマに介護生活を送ってきました。

自称手抜きのプロが頭をひねって実践してきた中でも、一番気軽に手軽に簡単に手抜きができて、手抜きの幅が広いのが「食事」でした。

介護のせいで生活が圧迫されて自分の生活もままならない人には、是非、食事の手抜きを試してみてほしいのです。

ネネちゃん

気軽に手軽に簡単に手抜きができるって本当にゃ?

なつゆめ

ほんまやし、手抜きの幅が広いからニーズに合わせて手抜きの方法がいろいろあるで。

筆者が実践している手抜き術

お待たせしました。
ここからやっと本題です。
父の介護を8年間している筆者が実践してきた介護食における手抜き術の紹介です。

できることから試してみてください。

ワンプレート化

1番手軽にできるのがワンプレート化です。

介護食の手抜きというよりは洗い物の負担を減らすと言う意味での手抜きですが、我が家ではワンプレート化にしてから良いことが3点ありました。

  • まず洗い物が減ったこと
  • 本人がお皿を落とさなくなったこと
  • 本人が食べ終わった後にキッチンまで持ってきてくれるようになったこと

洗い物が減るのは言わずもがなですが、お皿を持ち上げることがなくなったのでお皿を落とさなくなったことや、ワンプレートなので食べ終わった後にキッチンまで運びやすくなったのか本人が自分で持ってきてくれるようになりました。

ちょっとしたことですが、毎日、毎食のことなのでほんの少しでも負担が軽減され時短になります。

ちなみに我が父はワンプレート化を受け入れてくれましたが、見栄えやプライドの問題で拒否する方もいると思うので万人に使えるわけではないです。

一度、画像などを見せて「こんな食器でも良い?」と聞いてみることをお勧めします。

我が家は子供用のかわいいワンプレートを使っていましたがお洒落なやつもあります

レトルト介護食を使う

右二つがレトルト

もうご飯作るのめんどくさいなぁ~と思っていた私が一番最初に手を付けたのがレトルト介護食です。

スーパーで見かけて購入してみたのがきっかけなのですが、袋を開けて器に移すだけで一品完成!という神アイテムです。

毎日使わなくても「もう今日は作るのめんどくせぇ」という時だけ使うこともできます。

そしてレトルト介護食の他にも、調理せずともそのまま食べられる食材もよく使っていました。

柔らかいものしか食べられないのでこんな感じ

  • 豆腐
  • 温泉卵
  • 卵豆腐
  • ごま豆腐
  • はんぺん

レトルト介護食と調理せずに食べられる食材を組み合わせた「手抜き食卓」には大変お世話になっていました。

宅配弁当を使う

ご存じの方も多いかと思いますが、高齢者向けの宅配弁当サービスがります。
高齢者向けなのでムース食やきざみ食を選べるほか、糖尿制限食や透析食などバリエーションも豊富です。

我が家は週に3回昼食に宅配弁当を利用していました。

それまでは作り置きをしたり、作りに行ったりしていたのですが、こちらが作り手間が省けるだけではなく、宅配弁当そのものが美味しいらしく完食率も上がりました。

とはいえ、宅配弁当サービスは複数あって、正直何を選んでいいかわからないんだけど…という方も多いと思うので、以下のリンクを参考にしていただけたらと思います。

1分であなたに最適な宅配弁当を選んでくれるツール

家事代行はコスパ最強

我が家では家事代行も取り入れていました。
宅配弁当を初めて頼む時はコストの問題でかなり悩みました。
安いとはいえ600円以上します。
しかし、宅配弁当にしてからの生活の余裕や心の余裕を知ってしまったので、家事代行を導入する時はあまり抵抗がありませんでした。

家事代行のイメージとして掃除洗濯などがあると思うのですが、おかずの作り置きをメインでやってくれるコースもあります。

2時間でおかずの作り置きを大量に作ってもらい、冷凍保存しておくと便利です。

個人的には宅配弁当よりも美味しいのでコスパの面では家事代行が最強だと思っています。

費用が気になる人もいるかと思いますが、私は空いた時間で在宅ワークをしてサービス費用はペイできました。

施設もあり

介護食が作るのが面倒という理由だけで施設に入居するというのは考えにくいですが、一つの手段ではあります。
食事も含めて介護に時間を取られて、自分の生活がままならないのであれば施設入居を考えても良いのでは?と思います。

またショートステイという手段もあるので、ちょっと休憩したい…という場合は、ケアマネに相談したり施設検索サイトで探してみるのも良いかもです。

私自身、父の介護のほとんどを占める食事の準備がなくなればどれほど楽だろう…食事の準備をしなくて良いなら自分の時間ももっと取れるのに…と思っていました。

食事のためにショートステイを利用したわけではないですが、今考えると食事の準備がなければショートステイに入れるほど疲弊しなかったとも思います。

そして父自身、家では完食しなかった食事ですが、ショートステイ先の食事は柔らかくて美味しかったのかいつも完食していたそうです。

筆者の元職場(介護事務)ではデイサービスに昼食を食べに来ている!というマダムもいたので、介護保険サービスで食事をカバーしている人も少なくないでしょう。

美味しい食事の施設が探せるサイトを紹介

そんな小さなことで生活は楽になるのか?


とはいえ、食事の負担を軽くしたくらいじゃ介護の負担はそんなに変わらないだろ!と思う方もいるかと思います。

それはそうですよね。
食事の負担が軽減されたからと言って、通院の付き添いや、食事介助、全ての家事に、傾聴、トイレやお風呂のお世話、徘徊、暴れるなどがなくなるわけではありません。

ただ事実として私自身が徹底的に食事の手抜きをしたことで、自分の生活や心に余裕が生まれ、空いた時間を仕事や趣味に注ぐこともできました。

また父自身も完食率が上がり、双方のストレスも少なくなりました。

せっかく作ったのに食べてくれないのは作る方もストレスですし、食べない方も何かしら理由があって食べないので。
やはり家で作るのには限界がありますし、なんだかんだ外の食事なので味付けも美味しくメニューも豊富で飽きないのだと思います。

そのため私としては「たかが食事、されど食事」だと感じています。

逆に食事の準備で手抜きができないのであれば、他の事においても完璧にこなそうとして、自分の首を絞めかねないのでは?と思います。

お金がないから手抜きできない

食器のワンプレート化以外は、大なり小なり継続的にお金がかかってしまい金銭面が気になる手抜き術かと思います。

正直、私も宅配弁当を導入する時は迷いました。

1食600~800円くらいです。
外食ランチ1食分くらいのお値段がします。

宅配弁当の導入を検討していた頃の我が家の家計は赤字且つ借金がありました。

そのため、すごく悩んだのですが結論としてお金がかかっても導入して良かったと思っています。

というのも、一時的に赤字が加速したとしても、食事準備に取られていた時間を在宅ワークに当てることで、宅配弁当代をペイできただけでなく黒字にすることができたのです。

勇気を出して食費に投資したことにより、空き時間が生まれ、結果的に在宅ワークにより以前よりも経済的に余裕のある生活になりました。

一度黒字の歯車が回ると、家計も生活の質も全てにおいてプラスに動いていきます。

レトルト介護食も、宅配弁当も、家事代行も、お試し程度に数回導入してから継続するか決めても良いのでは?と思います。

介護の手抜きは食事から


介護生活において一番手がかかって、一番時間が取られる食事問題ですが、実は一番手を抜きやす部分でもあります。

  • ワンプレート化
  • レトルト介護食
  • 宅配弁当
  • 家事代行

これらを上手く活用して、手抜きの一歩を踏み出してみてください。

これからの時代は「頑張らない介護」です。

レトルト介護食手抜き

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